経営の悩み、誰に話す?起業家・経営者3人がコーチングを使った理由


田代敦志
Brightyライター
経営や起業について誰かに相談するなら、答えやアドバイスをもらうもの。
そう思うかもしれません。
ところが、Brighty(ブライティー)の「経営・リーダーシップ」に関する3人の声を見ていくと、少し違うものが見えてきました。
起業を準備していた20代男性は、サービスの方向性やターゲットに迷っていました。
40代の建築会社経営者は、これから自分が進みたい道をうまく言葉にできていませんでした。
そして、スタートアップ企業を経営する利用者は、気軽に始めたコーチングを3年間継続し、自分の苦手な部分と向き合う時間として活用しています。
3人の状況はそれぞれ違います。
それでも実体験を並べると、共通していたことがありました。
① 答えを教えてもらうより、話すことで自分の考えが言葉になっていた ② 言葉になったことで、「次に何をするか」「どこへ進むか」が見えやすくなっていた ③ 一度きりの相談ではなく、迷いやズレを確認する「伴走者」として使う人もいた
つまり、3人にとってコーチングは、
「経営の正解を教えてもらう場所」というより、自分自身の考えを整理し、次の判断をするための相談相手
になっていました。
特に印象的なのが、起業準備中の男性の、
「家族とか、そういうところ以外で相談ができる先があるっていうのは、すごい良い」
という言葉です。
経営や起業では、自分で決めなければならないことが増えます。
サービスの方向性。 ターゲット。 事業の次の一手。 自分自身が進みたい方向。
相談したいことはあっても、家族や社員、取引先には話しにくいこともあります。
この記事では、実際のインタビューと利用者の体験談をもとに、
「経営者や起業準備中の人は何を相談していたのか」 「話すことで、なぜ次のアクションが見えたのか」 「なぜ一度ではなく継続的にコーチングを利用する人がいるのか」
を紹介します。
「事業のことを考え続けているけれど、頭の中がまとまらない」 「最終的には自分で決めなければならないのがしんどい」 「経営のことを利害関係なく話せる相手がほしい」
そんな方は、3人がどのようにコーチングを使っていたのか見てみてください。
※引用部分は、意味やニュアンスを変えない範囲で「あの」「えっと」など一部の言いよどみのみ整理しています。 ※本記事で紹介する内容は個人の体験・感想です。コーチングによって事業成果や経営上の成果が保証されるものではありません。
3人の声をまとめると、「相談する目的」は答えをもらうことだけではありませんでした
3人がコーチングを使った場面を並べると、次のようになります。
表は横にスクロールできます
体験者 | BEFORE | AFTER・その後 |
|---|---|---|
20代・男性/起業準備中 | サービスの方向性やターゲットに迷い、孤独も感じていた | 考えが言葉になり、ターゲットや次のアクションが明確になった |
40代・男性/建築会社経営者 | コーチングをよく知らず、進みたい方向にも曖昧さがあった | 目指す方向が見え、定期的な「軌道修正」の場として活用したいと感じた |
スタートアップ企業経営者 | 気軽にコーチングを始めた | 継続的なコーチングへ発展し、自分の苦手な部分と向き合う時間になった |
3人とも、誰かに「この経営判断が正解です」と決めてもらったわけではありません。
むしろ、
話す → 質問される → 自分で考える → 言葉になる → 次の判断につながる
という使い方が見えてきます。
ここから、一人ひとりの体験を詳しく見ていきます。
経営・リーダーシップについて相談した3人の口コミ・体験談
1. 起業の迷いが、次のアクションに変わった。
経営・リーダーシップ #起業準備 #事業設計 #相談相手
20代・男性|起業準備中
BEFORE 起業に向けたサービスの方向性やターゲットに迷い、準備を進める中でモチベーション低下や孤独を感じることもあった。
AFTER 話しながらアイデアや気持ちが整理され、ターゲットや次に進むステップが明確になった。
▼ 実際のインタビュー動画を見る
Q1. 受ける前、コーチングについてどのくらい知っていましたか?
受ける前は、
「コーチングってワードだけ聞いたことあったんですけど、特にどういうものかっていうところまでは知らなかったです」
という状態でした。
具体的に何をするのか分かったうえで申し込んだわけではありません。
Q2. 実際に話してみると、何が起きたのでしょうか?
本人が最初に挙げたのが、自分の中にあったものが整理され、言葉になっていったことでした。
「自分がこう話していく上で、自分の中のアイデアとか、気持ちが整理されて、それが言語化されることによって」
さらに、
「新たな気づきとか、次のステップ、こういうことをしたらいいんじゃないかみたいなのが、お話をしながら浮かんできた」
と振り返っています。
重要なのは、コーチから「次はこれをやりなさい」と指示されたという話ではないことです。
自分自身が話していく中で、次にやることが浮かんできています。
Q3. 実際には、どんな経営・起業の相談をしましたか?
相談したのは、起業を考えているサービスについてでした。
特に迷っていたのが、サービスの方向性とターゲット設定です。
「起業を今考えているんですけど、そのアイデアをお話していく中で、サービスの方向性とか、ターゲットをどうするかっていうところを迷っていた」
対話を続ける中で、
「こういうターゲットもなんかいいなとか」
と、新しい候補が見えるようになりました。
さらに、
「次のステップではこういうふうに進んでみようとか、すごい自分の中で明確になったのは良かったかなと思いました」
と話しています。
起業に関する迷いがすべてなくなったというより、迷っていた内容が整理され、「次に何を試すか」まで考えられる状態になったことがポイントです。
Q4. なぜ今後もコーチングを使いたいと思ったのでしょうか?
ここで出てきたのが、起業に伴う「孤独」という言葉でした。
「進めていく上で、モチベーションが下がったりとか、孤独を感じたりすることも多いなと思うので」
起業を進めていれば、常に前向きでいられるとは限りません。
迷ったり、不安になったり、誰かに話したくなったりすることもあります。
そんなときに本人が価値を感じたのが、
「家族とか、そういうところ以外で相談ができる先があるっていうのは、すごい良いなと思った」
という点でした。
この体験から見えること
このケースでは、コーチングの価値を「起業の答えを教えてもらうこと」だけには置いていません。
自分のアイデアを声に出し、質問を受けながら整理することで、ターゲットや次の一手を自分自身で明確にできたことが大きな変化でした。
また、起業を一人で進める中で「家族以外にも話せる相手がいる」こと自体にも価値を感じています。
2. 知らなかったコーチングが、経営の伴走者になった。
経営・リーダーシップ #経営者 #言語化 #軌道修正
40代・男性|建築会社経営者・約10回受講
BEFORE コーチングについてほとんど知らず、どちらかといえば「よく分からないもの」というマイナスの印象を持っていた。
AFTER 自分が進みたい方向ややりたいことを言葉にでき、数ヶ月ごとに経営を軌道修正する「伴走」の場として活用したいと感じた。
▼ 実際のインタビュー動画を見る
Q1. 受ける前は、コーチングにどんな印象を持っていましたか?
本人は建築会社を経営しています。
インタビュー時点で、コーチングを受けた回数は、
「全部で10回ぐらいは受けていると思います」
とのこと。
しかし、最初からコーチングに好印象だったわけではありません。
「受ける前は本当に名前すら知らなくて、本当に何を行われるものなのか全く想像がつかないものでした」
さらに、
「どちらかといえば、プラスというよりかは、何かよく分からないもの、マイナスなようなイメージを持っておりました」
という状態でした。
Q2. 実際に受けて、印象はどう変わりましたか?
受けたあとの印象については、
「非常にポジティブなイメージになりました」
と話しています。
本人なりに、占いやカウンセリングなどとは異なるものだと感じたことも、印象が変わった理由の一つでした。
大きかったのは、「コーチングとは何か」を説明だけで理解したことより、実際にセッションを経験したことだったようです。
Q3. 経営者は、コーチングで実際に何を話すのでしょうか?
初めて受けたときは、コーチのプログラムに沿って進めました。
まず行ったのが、幼少期から現在まで、自分自身について話すこと。
「はじめに自分の幼少期から今までを、自分史をちょっと語ってくださいということで、しっかり語らせてもらって」
その後、コーチから質問を受け、それに答えていきました。
すると、
「だんだん自分の今進みたい道だったりとか、そういったものが自然と言語化されていく」
という感覚があったといいます。
経営者だからといって、セッションで話すことが、
「売上をどう伸ばすか」 「どの施策を打つか」
だけとは限りません。
本人の場合は、自分自身のこれまでを振り返りながら、これからどこへ進みたいのかを言葉にしていく時間になっていました。
Q4. 受けた後、何が変わりましたか?
本人は、
「自分の今進めたい方向だったりとか、やりたいことが言語化できたので、本当に非常にいい体験だった」
と振り返っています。
経営者として何か新しい知識を得たというより、すでに自分の中にあった方向性を、言葉として確認できたことが印象に残っていました。
Q5. なぜ今後も継続したいのでしょうか?
興味深いのは、毎週・毎月のように頻繁に受けるのではなく、自分なりの使い方を考えている点です。
「私の場合は毎週とか毎月というよりかは、ちょっとまた1回実践してみて、また数ヶ月後に受けるとか」
つまり、
話す → 実践する → また話す
という使い方です。
さらに、
「軌道修正してもらったりとか、そういうのもいいかな」
と話しています。
コーチを、毎回答えを教えてくれる人ではなく、実践したあとに方向を確認する伴走者として捉えていました。
Q6. 昔の自分に一言伝えるなら?
答えはシンプルです。
「まずは1回ちょっとやってみたらいいんじゃないか」
さらに、
「受けてみてから、自分が変わればまたやりたいなと思えばやればいいし、なんか違うかなと思えば別にやめてもいい」
と話しています。
最初はマイナスのイメージを持っていた本人だからこその言葉です。
この体験から見えること
このケースでは、約10回受けたあとも、コーチに経営判断を任せているわけではありません。
本人が価値を感じているのは、自分が進みたい方向を確認し、実際に動いたあとで、数ヶ月ごとに振り返ることです。
「伴走」や「軌道修正」という本人の言葉からも、経営の定期的な振り返りとして使っていることが分かります。
3. 気軽に始めたコーチングが、3年間の継続的な支えに。
経営・リーダーシップ #経営者の気づき #継続コーチング
スタートアップ企業経営者|継続コーチング3年目
BEFORE 最初は、気軽にコーチングを受けられることに魅力を感じて始めた。
その後 継続的なコーチングへ発展し、自分の苦手な部分と向き合うための重要な時間になった。
ブライティーの「体験を読む」に掲載されている、スタートアップ企業経営者の事例です。
最初から「3年間続けよう」と思って始めたわけではありませんでした。
最初は、気軽にコーチングを受けられることがきっかけでした。
そこから一度きりで終わらず、継続的なコーチングへ。
現在は継続3年目で、自分自身の苦手な部分と向き合うための重要な時間になっています。
この体験から見えること
経営者にとってコーチングは、問題が起きたときだけ使うものとは限りません。
このケースのように、継続的に自分を振り返り、普段は避けてしまいやすい自分の課題と向き合う時間として使われることもあります。
一度の相談で何かを解決するだけでなく、定期的な振り返りの時間を持つという使い方も見えてきます。
経営・起業について話せるコーチを探してみる
ここまでの3人の事例では、
「起業のアイデアを整理したい」 「経営者として進む方向を確認したい」 「定期的に自分自身を振り返りたい」
と、利用する目的も異なっていました。
ブライティーでは、経営・起業・リーダーシップなどを得意とするコーチから、自分に合いそうな相手を探せます。
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3人の実体験から見えた、経営者・起業家が「相談相手」を持つ3つの意味
3人は、会社の規模も状況も相談内容も異なります。
それでも、実体験を横断すると、経営やリーダーシップについてコーチと話す意味が3つ見えてきます。
1. 答えを教えてもらうより、自分の考えを「言葉」にしていた
最も共通しているのが、自分の考えを言葉にすることです。
起業準備中の男性は、
「自分の中のアイデアとか、気持ちが整理されて、それが言語化される」
と話しています。
建築会社の経営者も、
「自分の今進みたい道だったりとか、そういったものが自然と言語化されていく」
と感じていました。
経営者や起業家は、最終的には自分で判断しなければならない場面が多くあります。
だからこそ、誰かに決めてもらう前に、自分が何を考えているのかを、自分自身が分かる状態にすることに価値を感じるケースがあります。
2. 考えが整理されたことで、「次に何をするか」が見えていた
話して終わりでもありません。
起業準備中の男性は、
「次のステップではこういうふうに進んでみよう」
というところまで、自分の中で明確になりました。
建築会社の経営者も、
方向を確認する → 現場で実践する → 数ヶ月後にまた振り返る
という使い方を考えています。
つまり、
整理する → 決める → 動く → 振り返る
という流れです。
コーチングそのものが事業成果を生むわけではありません。
ただ、複数の選択肢が頭の中にあり動けなくなっている場合には、何を考え、次に何を試すのかを整理する時間として活用されています。
3. 経営の話を「利害関係の外」でできることに価値を感じていた
今回、特に注目したいのがここです。
起業準備中の男性は、
「家族とか、そういうところ以外で相談ができる先があるっていうのは、すごい良い」
と話しています。
経営者や起業家には、相談相手がいないわけではありません。
家族。 共同創業者。 社員。 取引先。 先輩経営者。
しかし、それぞれに関係性があります。
そのため、
「まだ決めていないこと」 「迷っていること」 「弱音」 「自分自身の課題」
を、すべて同じように話せるとは限りません。
建築会社の経営者が使った「伴走」「軌道修正」という言葉や、スタートアップ経営者が継続してコーチングを利用していることからも、経営について定期的に自分の考えを話せる相手を持つという使い方が見えてきます。
経営だけでなく、リーダーとしての意思決定にも
今回紹介した3人は、主に起業や経営者自身の方向性について話していました。
そのため、組織マネジメントや部下育成そのものを扱った事例ではありません。
ただ、経営者やリーダーは、
「どちらを選ぶか」 「何を優先するか」 「どこへ向かうか」
といった判断を繰り返す立場でもあります。
そのとき、
自分は何を大切にしているのか なぜその判断をしようとしているのか 本当に進みたい方向はどこなのか
を言葉にできることは、リーダーとして意思決定するうえでも一つの土台になります。
経営戦略そのものだけでなく、意思決定をする自分自身を整理する時間として対話を使うことも、一つの方法です。
経営コンサル・メンター・コーチは何が違う?
「経営について相談するなら、コンサルタントや先輩経営者でもいいのでは?」
と思う方もいるでしょう。
実際、それぞれに役割があります。
表は横にスクロールできます
相談相手 | 主な特徴 |
|---|---|
経営コンサルタント | 専門知識や分析をもとに、課題解決や施策を提案する |
メンター・先輩経営者 | 自身の経験をもとに、助言や経験談を伝える |
税理士・弁護士など | 会計・税務・法律などの専門領域について助言する |
コーチ | 質問や対話を通じて、本人の考え・目標・選択肢を整理する |
もちろん、実際のサービス内容や関わり方は提供者によって異なります。
どれか一つが優れているという話でもありません。
たとえば、
「市場について専門家の見解がほしい」
のであれば、その領域の専門家やコンサルタントに相談する方が適しています。
一方、
「選択肢はある。でも、自分自身が本当はどちらへ進みたいのか整理できない」
という場合には、答えをもらうこととは別の対話が役立つことがあります。
経営者・起業家がコーチングを利用する前に知っておきたいこと
具体的な経営戦略の助言が必要なら、専門家との使い分けも大切
今回の事例では、コーチとの対話を通じて本人自身が考えを整理しています。
一方で、
財務
法務
税務
市場分析
専門的な経営戦略
などについて具体的な助言が必要な場合は、それぞれの専門家に相談することも重要です。
自分が今、
「専門的な答えがほしいのか」 「自分の考えを整理したいのか」
を確認すると、相談先を選びやすくなります。
一度だけ使う人も、継続的に使う人もいる
20代男性は、
「モチベーションが下がったときや孤独を感じたときに使いたい」
と話しています。
40代の経営者は、
「実践したあと数ヶ月後にまた受ける」
というスタイルを考えています。
さらに、スタートアップ企業経営者は継続3年目です。
必要な頻度や使い方は、人によって異なります。
コーチとの相性も確認したい
経営・リーダーシップといっても、
事業設計
起業・独立
意思決定
組織づくり
マネジメント
リーダーシップ
経営者自身のキャリア
自己理解
など、話したいテーマはさまざまです。
また、経営経験のあるコーチもいれば、リーダー育成や人材・組織領域を得意とするコーチもいます。
プロフィールや得意テーマを確認したうえで、実際に話して相性を見ることが大切です。
ブライティーで経営・リーダーシップについて相談するには?
ブライティーでは、プロフィールや得意テーマを確認しながら、自分が相談したい内容に近いコーチを探せます。
たとえば、
起業・独立
経営
リーダーシップ
マネジメント
組織づくり
意思決定
目標設定
自己理解
など、自分が今考えたいテーマを手がかりに探す方法があります。
また、経営者や起業家の場合は、
「答えを教えてほしいのか」 「頭の中を整理したいのか」 「定期的に振り返る相手がほしいのか」
を考えてみると、自分に合うコーチも選びやすくなります。
無料体験に対応しているコーチなら、
「経営のことを安心して話せるか」 「質問されることで考えが深まるか」 「継続して話してみたいと思えるか」
を確認してから、その後を考えることもできます。
経営者・起業家のコーチングでよくある質問
起業前でもコーチングを受けられますか?
今回紹介した20代男性は、まさに起業準備中でした。
サービスの方向性やターゲット、次に進むステップについて話し、自分自身の考えを整理しています。
会社を経営してからでなければ利用できない、というものではありません。
具体的な経営相談もできますか?
相談テーマはコーチやサービスによって異なります。
今回の利用者は、サービスの方向性やターゲットについて話しています。
ただし、コーチングでは必ずしも専門家が経営戦略の答えを提示するわけではありません。
財務・法務・税務など専門知識が必要なテーマについては、それぞれの専門家への相談も必要です。
経営について何を話せばいいか決まっていなくても大丈夫ですか?
40代の建築会社経営者は、自分の幼少期から現在までを話し、質問を受ける中で「今進みたい道」が自然と言葉になったと振り返っています。
最初から議題を完全に決めておかなくても、対話の中でテーマが見えてくる場合があります。
経営者が継続して受ける意味はありますか?
今回紹介した3人にも、さまざまな使い方があります。
40代の経営者は、実践後に数ヶ月おいて「軌道修正」する使い方を考えています。
スタートアップ企業経営者は継続3年目で、自分の苦手な部分と向き合う時間として利用しています。
継続が必要かどうか、頻度はどの程度かは、目的や本人によって異なります。
社員や家族に相談するのとは何が違いますか?
社員や家族だからこそ相談できることも多くあります。
一方、起業準備中の男性は、
「家族とか、そういうところ以外で相談ができる先がある」
ことに価値を感じていました。
身近な人とは異なる関係性の相手だからこそ、まだ結論の出ていないことを話しやすいと感じる人もいます。
経営の答えをもらう前に、「自分はどう考えている?」を言葉にしてみる
今回紹介した3人の使い方は、それぞれ違います。
一人は、起業アイデアについて話し、ターゲットと次のアクションが明確になりました。
一人は、自分自身について語りながら、経営者として進みたい方向を言葉にしました。
そして一人は、気軽に始めたコーチングを3年間続け、自分の苦手な部分と向き合う時間として使っています。
経営者や起業家、リーダーには、最後は自分で決めなければならないことがあります。
だからこそ、
「自分は何に迷っている?」 「何を大事にしたい?」 「どの方向へ進みたい?」 「次に何を試す?」 「今、軌道修正する必要はある?」
と、一度言葉にしてみる。
そして、行動したあとにまた振り返る。
今回の3人の実体験から見えてきたのは、経営者・起業家にとってのコーチングは、答えをもらう場というより、「自分で答えを出し続けるための相談相手」になり得るということでした。



