【コーチの失敗談】アドバイスが機能しない例

学校や職場、家庭など、私たちの毎日は「人との関わり」でできています。だからこそ、相手を大切に想うほど、人間関係や会話の悩みって尽きないですよね。
相手を大切に思うほど、「どう関わればいいのか分からない」と悩んでしまうこと、ありませんか?
どうも、Brightyブログ担当のYUTAです。
私はこれまで、心のことや人間関係をより良くするための学びとして、心理学やカウンセリングを深めてきました。さらに、人の可能性を引き出し、相手が自ら前を向くための「コミュニケーションの技術」も専門的に学んできました。
今日は、私の過去の失敗談から学んだ、悩みのループから抜け出せない人をサポートする「本当の関わり方」をお話しします、参考になりましたら幸いです。
私の失敗談
ぐるぐる思考の相手に、解決策を押し付けた日

私がコミュニケーションを学びたての頃、ある方が同じ悩みから抜け出せない「悩みのループ」に陥っていました。
当時の私は、「なんとかしてこのループから救い出してあげたい!」と強く思い、きっとこうすればいいんじゃないかな!と強引なアドバイスをしていたのです。

結果は……
相手は全くスッキリした表情にならず、後から「あの時のアドバイスは、少し強引だったよ」とハッキリ指摘されてしまいました。
内心はショック。
良かれと思っていた分、余計に私の心にその言葉が深く刺さりました。
でも、そう言われても仕方のない関わり方です。

人が悩みのループから抜け出せない時、実は「正しい解決策がわからない」のではなく、「自分の気持ちに整理がついていない」ことがほとんどです。 それなのに、相手の気持ちを無視して「私の価値観で作った正解」を強く押し付けてしまったのが、失敗の原因でした。
解決策の代わりに「過去を一緒に振り返る」

では、あの時私はどう関わるのが正解だったのでしょうか?
それは、
解決策を教えることではなく、「相手の過去の体験を、一緒に振り返る」ことでした。人は話しながら、自分の思考と感情を“整理し直す力”を持っています。
「その時、具体的に何が起きたの?」 「相手に何を言われて、どんな気持ちになったの?」
まるでその場に一緒にいるような感覚で、じっくりと話を聴いてみてください。
人に状況を説明しながら、相手は自分の過去の行動や、その時の感情を客観的に整理することができます。
★心理学的補足メモ
オートクライン効果とは?
• 自分が発した言葉を自分で聴くことによって、自分自身の内面(思考、感情、気づき)に影響を与える現象。
• 人に話している最中に「ああ、私ってこんなことを考えていたんだ」と自ら気づき、頭の中が整理されていく瞬間がこれに当たります。聴き手がいることで、この効果をより発揮させます。

まとめ:今日からできる小さな一歩

相手が同じ悩みを繰り返して苦しそうに見えるときほど、焦って自分の答えを渡そうとするのは逆効果です。
本当に必要なのは、答えを渡すことではなく、相手の体験を一緒に振り返り、隣で一緒に「次の一歩」を考えること。
「どうすればよかったと思う?」 「じゃあ、次はどうしてみる?」 このシンプルな関わり方が、相手が自分の足で歩き出すための強力なサポートになります。
まずは今日、周りの大切な人が立ち止まっていると感じたら
アドバイスをぐっと飲み込んで、「その時、何があったの?」と話を聴くことから始めてみてくださいね!

