【独自調査】クライアントが相談したいテーマの分析結果|コーチの得意テーマと比較


田代敦志
Brightyライター
コーチングを探している人が「相談したいこと」と、コーチが「得意としていること」は、必ずしも同じ割合とは限りません。
相談したい人の割合が高い一方で、そのテーマを得意としているコーチの割合が相対的に低いケースも考えられます。
ブライティーでは、2026年9月1日〜14日のマッチング診断の回答を集計。クライアントの相談ニーズと、診断候補の基本条件を満たすコーチの得意テーマを比較し、独自の「需給ギャップ指数」を算出しました。
どのような相談テーマが選ばれているのか。そして、コーチが設定している得意テーマとの間に、どのような違いがあるのか。データから見ていきます。
マッチング診断から相談ニーズを分析
ブライティーのマッチング診断は、質問への回答やカードの選択を通じて、自分の希望に合うコーチを探せる機能です。診断では、コーチングで相談したいテーマなどについて回答します。
今回は、クライアントとして登録している利用者の相談テーマと、コーチがプロフィールに設定している得意テーマを比較しました。
分析では、次の点に着目しています。
どのテーマへの相談ニーズが高いのか
そのテーマを得意としているコーチの割合はどの程度か
クライアントの選択率とコーチの設定率に、どの程度の差があるのか
同じ利用者が期間内に複数回診断した場合は、最新の回答のみを採用しています。匿名の回答と、コーチとして登録している利用者の診断回答は、今回の相談ニーズの集計には含めていません。
需給ギャップ指数とは

今回の調査では、相談テーマごとの選択率とコーチの得意テーマ設定率の違いを見るため、Bブライティー独自の「需給ギャップ指数」を使用しました。
需給ギャップ指数 = クライアントの相談テーマ選択率 ÷ コーチの得意テーマ設定率
クライアント選択率は、分析対象のクライアントのうち、そのテーマを選択した割合です。コーチ設定率は、分析対象のコーチのうち、そのテーマを得意テーマとして設定している割合です。
表は横にスクロールできます
需給ギャップ指数 | 読み方 |
1.0超 | クライアントの選択率がコーチの設定率を上回る |
1.0前後 | クライアントの選択率とコーチの設定率がおおむね同じ |
1.0未満 | コーチの設定率がクライアントの選択率を上回る |
例えば、あるテーマのクライアント選択率が20%、コーチ設定率が10%だった場合、需給ギャップ指数は2.0です。
指数が高いほど、 ブライティー内では、そのテーマへの相談ニーズに対して、得意テーマとして設定しているコーチの割合が相対的に低いことを表します。
ただし、予約枠や稼働時間を比較した指標ではないため、実際の供給不足や予約の取りにくさを直接示すものではありません。
クライアントが相談したいテーマは?
相談テーマごとの比較結果を、クライアント選択率が高い順に並べました。
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順位 | 相談テーマ | クライアント選択率 | コーチ設定率 | 需給ギャップ指数 |
1 | 人生の目的・ミッション | 52.9% | 46.0% | 1.15 |
2 | 強みと価値観の発見 | 47.1% | 46.8% | 1.01 |
3 | 転職・キャリアチェンジ | 35.3% | 24.2% | 1.46 |
4 | 独立・起業 | 29.4% | 20.2% | 1.46 |
5 | リーダーシップ | 17.6% | 12.9% | 1.37 |
※割合は小数第1位、指数は小数第2位に丸めています。指数は丸める前の割合から算出しています。

最も選ばれたのは「人生の目的・ミッション」
クライアント選択率が最も高かったのは、「人生の目的・ミッション」の52.9%でした。コーチ設定率は46.0%で、需給ギャップ指数は1.15となっています。
今回の診断では、人生の方向性や目的に関わるテーマが最も多く選ばれました。コーチ側でも比較的設定率が高いテーマですが、クライアントの選択率がそれを上回っています。
「強みと価値観の発見」は選択率と設定率が近い結果に
次に選択率が高かったのは、「強みと価値観の発見」の47.1%でした。
コーチ設定率は46.8%、需給ギャップ指数は1.01で、クライアントの選択率とコーチの設定率が近い結果となりました。
自分の強みや価値観を探りたいという相談ニーズに対し、コーチ側でも得意テーマとして広く設定されていることが分かります。
「転職・キャリアチェンジ」「独立・起業」は選択率が設定率を上回る
「転職・キャリアチェンジ」のクライアント選択率は35.3%、コーチ設定率は24.2%でした。
「独立・起業」はクライアント選択率29.4%、コーチ設定率20.2%で、いずれも需給ギャップ指数は1.46となっています。
今回の集計では、キャリアの転換や独立に関するテーマで、相談したいクライアントの割合が、得意テーマとして設定しているコーチの割合を上回りました。
「リーダーシップ」も相談ニーズが上位に
「リーダーシップ」のクライアント選択率は17.6%で、5番目に高い結果でした。コーチ設定率は12.9%、需給ギャップ指数は1.37です。
このテーマも、コーチの設定率に対してクライアントの選択率が相対的に高い傾向が見られました。
選択率の高さと、指数の高さは異なる
需給ギャップ指数が最も高かったのは、「メンター・コーチとしてのスキルアップ」の1.62でした。クライアント選択率は11.8%、コーチ設定率は7.3%です。
一方、「モチベーション向上」はクライアント選択率11.8%に対し、コーチ設定率28.2%で、指数は0.42でした。
このように、相談テーマとして多く選ばれていることと、コーチの設定率に対する差が大きいことは、別の特徴です。相談ニーズを捉える際は、選択率と指数の両方を見る必要があります。
データを見るうえでの注意点
今回の結果は、限られた期間の診断回答をもとにした初期的な傾向です。集計期間や利用者の構成が変わると、選択率や順位も変わる可能性があります。
また、コーチの得意テーマはプロフィール上の設定に基づきます。設定していないテーマには対応できない、という意味ではありません。
需給ギャップ指数は、テーマへの相談ニーズとコーチの設定状況を比較するための指標です。指数が高いからといって、実際にコーチを予約できないことを意味するものではなく、指数が低いからといって、そのテーマのコーチが余っていることを示すものでもありません。
自分の相談テーマに合うコーチを探すには
同じ「キャリア」「自己理解」「人間関係」といったテーマでも、コーチによって経験や得意なアプローチは異なります。
そのため、相談テーマだけで決めるのではなく、プロフィールや得意分野、料金、コーチングの進め方、相性などもあわせて確認することが大切です。
ブライティーでは、コーチのプロフィールやプランを比較しながら、自分に合うコーチを探せます。
まず実際に話してみて、自分の相談内容や希望する進め方に合うかを確認するのも一つの方法です。募集内容や条件を確認しながら、相談のきっかけを探してみてください。
https://www.brighty.site/monitors
調査概要
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項目 | 内容 |
調査対象 | ブライティーマッチング診断のクライアント回答・コーチの得意テーマ設定 |
診断データ集計期間 | 2026年9月1日〜14日 |
診断候補の基本条件 | プロフィール公開中・ユーザー有効・モットー、想い、アイコン、経歴を登録済み |
繰り返し回答の扱い | 同一利用者について、期間内の最新診断のみ採用 |
集計対象外の診断回答 | 匿名回答・コーチとして登録している利用者の回答 |
指標 | クライアント選択率 ÷ コーチ設定率 |
調査・運営 | OpenMi合同会社/Brighty |
※本調査はブライティー内のデータをもとにしており、日本国内のコーチング市場全体を示すものではありません。 ※コーチ設定率には、回答者ごとの候補除外や予約可能枠を反映していません。 ※本調査のデータを引用する場合は、本記事を出典としてご記載ください。



